花粉症は、スギやヒノキなどの花粉で起こる病気です。正確にはアレルギー性鼻炎といい、アレルゲンという抗原により引き起こされます。
人間の体には、有害な物質を取り除こうとする免疫反応があります。花粉症はアレルゲンが鼻の粘膜に付着し、免疫反応が過剰に働いてしまい、アレルギー症状として現れます。
アレルギー性鼻炎は、ダニやほこりなどにより引き起こされる通年性アレルギー性鼻炎と、花粉によって引き起こされる季節性アレルギー性鼻炎に分類されます。
花粉症の中で最も多いのが、2~4月にかけて飛散するスギ花粉ですが、その他にも50種類以上の植物が花粉症を引き起こすと言われおります。
当院では花粉症の注射療法(非特異的減感作療法)を行っております。花粉症、アレルギー性鼻炎、喘息などで保険適応があり、花粉症ではヒスタミンという物質が過剰な生体反応を起こします。ヒスタグロビンを定期的に注射することで、この抗体をつくりアレルギー反応でヒスタミンが生産されても、耐性ができて反応を抑えられるのです。週1・2回の注射を4~6回続ける。これで花粉症の約1シーズン作用があります。人の血液から作られていますが、血清の中のガンマグロビンのみから抽出しており、エイズウィルスなどは入り込めません。
ヒスタグロビン注射は非特異的減感作療法と呼ばれ、特定のアレルギー原因物質に対して感受アレルギー疾患を体質から改善する治療法です。ヒスタグロビンを定期的に注射することでヒスタミンへの抗体をつくり、アレルギー反応でヒスタミンが生産されても、耐性ができて反応を抑えることが可能です。くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど花粉症症状でお悩みの方には非常に有効な治療法です。アレルギー性疾患に作用を持つノイロトロピン注射と一緒に投与すると相乗作用でさらに有効性が高まります。
ノイロトロピン注射は花粉症の諸症状を引き起こす神経機構に働きかけ、くしゃみや鼻水、鼻の違和感、眼球のかゆみなどの幅広い症状を鎮静化させます。他の薬との併用も問題ありません。 症状が出始める前にお勧めなのが、副作用が非常に少ないステロイドなしの注射です。花粉症やアレルギーの原因になるヒスタミンをブロックします。 花粉症注射は、花粉症の主な症状であるくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状も抑えることができます。
病気によっては禁忌となっている薬もあるので、持病のある人はたとえ気軽に買える市販薬であっても、その使用については医師・薬剤師に相談してください。他に薬剤を常用している人や、乳幼児、小児、妊婦、授乳婦も同様です。なんらかの副作用を感じたら、早めに医師・薬剤師に相談してください。作用と副作用とのバランスを考え、作用が不充分なものであったり、眠気などの副作用があまりに日常生活に支障があるようであれば、違う薬および治療法に変更してもらうよう医師に相談してください。
外出時はマスクや眼鏡を着用し、花粉が付着するリスクを減らしましょう。
外出時は、花粉が付着しにくいできるだけつるつるした素材の衣類を着用しましょう。
帰宅時は衣服の花粉を払ってから玄関に入り、手洗い・うがいを行いましょう。
掃除機をかける前に濡れ雑巾で拭きましょう。カーテンやソファにもしっかり掃除機をかけましょう。
晴れの日は窓を開けないようにし、空気清浄機を活用しましょう
洗濯物の外干しは控えて、室内に花粉が入らないようにしましょう。
当院はご予約制ではございませんので、まずは診療時間内にお気軽にご来院ください。
ご来院後、受付に健康保険証をご提出ください。問診票のご記入をお願い致します。
問診票をもとに診察を行います。ご不明点や質問があればお気軽にお尋ねください。
注射療法を行います。
治療が終わりましたら、お会計を済ませてからのご帰宅となります。
クリニック名 | クリニック原 |
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住所 | 〒243-0035 神奈川県厚木市愛甲1-3-2 |
電話番号 | 046-250-6995 |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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10:30〜13:30 | ● | ● | ● | ― | ● | ● | ― |
16:30〜20:30 | ● | ● | ● | ― | ● | ― | ― |